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郷土博物館企画展「出羽三山と袖ケ浦の山岳信仰」開催します

印刷用ページを表示する 更新日:2024年5月1日

5月3日(金曜日・祝)から7月15日(月曜日・祝)まで

仲間がいる、山がある。受け継がれた思いがある。

企画展ポスター
出羽三山は山形県の中央にそびえる月山・羽黒山・湯殿山の総称です。祖霊が集う山、修験道の聖地として古くから信仰を集めた聖なる山は、遠く房総の地の人びとからも崇敬されてきました。
袖ケ浦にも出羽三山を訪ねた人の日記や、登拝の記念に建てられた石碑など昔からの信仰の足跡が多く残っています。
長い間、地域の人びとの心を支え続けたはるか東北の三山への信仰、その魅力と秘密を探ります。
企画展チラシ裏

展示内容と主な展示資料

1 出羽三山信仰とは何か 
  ・絵馬「三山登拝記念図」(蔵波八幡神社所蔵)、『三山略縁起』(当館所蔵、下新田八日講寄贈)、梵天(当館所蔵、飯富八日講制作・寄贈)
三山略縁起
『月山 羽黒山 湯殿山 三山略縁起』 明治33年(1900)初版 三山神社社務所発行 当館所蔵
2 村の出羽三山信仰-地域の八日講と行人-
 ・大日如来坐像(当館所蔵、下新田八日講寄贈・下久保田八日講寄贈)、阿弥陀如来坐像(当館所蔵、下久保田八日講寄贈)、薬師如来立像・十二神将立像(当館所蔵・下泉八日講寄贈)、その他行屋で使用されていた道具
三山梵天納大供養実況写真
三山梵天納大供養実況写真 大正9年(1920)久保田村 当館所蔵(下久保田八日講寄贈)
下泉十二神将像申
十二神将立像(申神将)江戸時代 当館所蔵(下泉八日講寄贈)
3 出羽三山への道-道中記を読む-
 ・天保11年(1840)蔵波村『奥州(おうしゅう)道中記』(当館所蔵)、慶応3年(1867)川原井村『三山参詣日記帳』(個人所蔵、当館寄託)、絵馬「三山略図」(三ツ作神社所蔵)、絵馬「三山参拝記念秡川橋(はらいがわはし)之図」(蔵波八幡神社所蔵)、出羽三山行人の行衣等
奈良輪村 昭和14年登拝記念写真
奈良輪村 昭和14年(1939)三山登拝記念写真 当館所蔵
慶應3年川原井村道中記
慶応3年(1867)『三山参詣日記帳』川原井村 個人蔵 当館寄託

詳細な記載がされた読み応えのある道中記です。銀山温泉をはじめ、赤湯、上の山など、名だたる温泉にも立ち寄った大旅行の記録です。慶応3年という時期の各地域の記録としても貴重です。
大正10年道中記1
大正10年道中記2
大正10年(1920)『奥州参拝道中記』久保田村 当館所蔵

鉄道での移動があたり前になった大正時代の道中記です。鉄道を使うためか、発車や到着の時刻が詳細に記されています。
4 山へのあこがれ、袖ケ浦の出羽三山信仰と山岳信仰
  ・出羽三山神社等お札(当館所蔵)、出羽三山供養塚写真パネル、
三峰信仰等の山岳信仰関係写真パネル
羽黒山火防札
羽黒山の火防札

入館料

無料

休館日

毎週月曜日。祝日は開館し、翌日休館

関連事業

〇展示解説会 
  日時 5月4日(土曜日)、6月8日(土曜日)、7月13日(土)
      11時00分から12時00分まで
〇関連講演会 「わたしの山伏修行と出羽三山」
   講師:鈴木 恒久(智秀)氏(出羽三山神社峰中講員・山伏)
   日時:6月15日(土曜日)13時30分から15時00分まで 
   場所:郷土博物館研修室
   参加費:無料 
   定員:40名(申込先着順)
   申込方法:電話、申込フォーム
   申込締切:6月14日(金曜日)
 ※博物館職員による「袖ケ浦の出羽三山信仰について」に続いての講演になります。     
講演会申込フォーム
6月15日講演会申込フォーム
〇移動講座 「出羽三山信仰の足跡をたどる」バスツアー
   日時:7月6日(土曜日)9時00分から16時30分まで
   集合場所:郷土博物館駐車場
   見学場所:市原市から袖ケ浦市の八日講行屋・三山供養塚等
   参加費:100円(昼食代別)
   定員:18名(申込先着順)
   申込方法:電話
   申込締切:6月14日(金曜日)